Twitter の月額有料制サブスク「Twitter Blue」とは？

広島の中小企業診断士／ウェブ解析士の鈴木裕太です。

Twitterの有料制サブスクリプション「Twitter Blue」が日本でも提供が開始されました。

早速、私も登録してみましたので、詳しく解説します！

Twitter Blueとは？

Twitterのヘルプセンターでは、Twitter Blueについて下記のように説明されています。

Twitter Blueは、Twitterで質の高い会話が見つかりやすくなるプレミアムサブスクリプションサービスです。 

Twitter Blueはオプトイン方式の有料制サブスクリプションで、アカウントに青いチェックマークを追加したり、「ツイートを編集」などの選りすぐりの機能をいち早く利用したりすることができます。Twitter Blueのサービス対象国において、ウェブサイトまたはiOSを通じて月額8米ドル（または現地通貨での相当額）からの料金でサブスクライブすると、さまざまな機能をいち早く利用できるだけでなく、青いチェックマークも獲得できます。

Twitter Blueについて｜ヘルプセンター

Twitterのタイムライン上では、「青いチェックマークが付くこと」を求めて登録されている方が多い印象を受けましたが、Twitterのヘルプセンターでは、「質の高い会話が見つかりやすくなる」ことを強調して説明されていました。

私自身は、青いチェックマークを付けてみたいのと、新機能を試してみたく登録してみました。

下記の埋め込みツイートのように青いチェックマークが付くようになります。

Twitter Blueに課金してみた。
WEBブラウザ経由だと月額980円。
承認されれば、青いチェックマークがつくように。

— 鈴木裕太｜広島の中小企業診断士 (@suconsulting_jp) January 13, 2023

Twitter Blueでできること

Twitter Blueに登録すると下記のような機能を利用することができます。

• ブックマークのフォルダ分け
• カスタムアプリアイコン
• テーマカラーの変更
• カスタムナビゲーション
• 話題の記事をリストで閲覧
• スレッド投稿のリーダー機能
• ツイートの取り消し機能
• ツイートの編集機能
• 会話での優先順位付け
• 長尺動画のアップロード

それぞれについて詳しく解説していきます。

一定秒数までツイートされない「ツイートの取り消し」機能が利用できる

通常では、ツイート後すぐにタイムラインに投稿されますが、Twitter Blueでは、一定秒数が経つまでツイートが送信されない「ツイートの取り消し」機能を使用することができます。

下記のような画面が表示され、「今すぐ送信」を選択すると、すぐに送信され、取り消すを押すとツイートの投稿画面に戻れます。

この間に、ツイートの間違いを確認したり、炎上しそうな内容でないか、誰かを傷つける内容でないかなど一呼吸おいてから投稿することができるようになります。

送信までの秒数は、「5秒」「10秒」「20秒」「30秒」「60秒」から選択できるほか、不要な場合は機能を使わない設定も可能です。

投稿後30分以内に5回まで編集できる「ツイートの編集機能」が利用できる

通常ツイートに誤字があった場合などに編集することはできませんが、Twitter Blueに登録すると、投稿後30分以内に5回まで編集することができるようになります。

ツイートの右上「・・・」マークをクリックし「ツイートを編集」を選択することで、編集画面に移動します。

ツイートを編集すると、下記のように最終更新日時がツイート下部に表示されるようになります。

「最終更新」のテキストをクリックすると、下記のようにバージョン履歴を確認することができます。

これは、投稿者だけではなく全ユーザーが確認することができる内容です。

この編集機能は、元のツイートのみに利用できるもので、返信やスレッドなどには利用できないので、注意しましょう。

会話での優先順位付け

Twitterの公式情報によると、Twitter Blueを契約している認証済みアカウントからの返信が、通常のアカウントからの返信よりもやや優先されて表示されるようになるそうです。

優先順位付けはどのように行われますか？
Twitterでは、利用者が興味を持ちそうな話題の会話（関連性や信頼度が高く、安全なコンテンツ）を優先的に表示することを目指しています。これにより、Twitterの利用者には、Twitter Blueの認証済みアカウントからの返信が、通常のアカウントからの返信よりもやや優先されて表示されるようになります。Twitterでは現在、Twitter Blueサブスクライバーのコンテンツを、会話のランキングで考慮されるその他の要素に対し、どの程度優先すべきか検証しています。

Twitter Blueについて｜ヘルプセンター

最大60分、2GBまでの長尺の動画（1080p）をアップロードできるようになる

Twitterでは通常の場合、最大2分20秒、512MBまでの動画しかアップロードできませんが、Twitter Blueでは、最大60分、2GBまでの長尺の動画（1080p）をアップロードできるようになります。

動画を活用して情報発信を行っている方にとっては、動画を分割する手間がなくなるメリットがあります。

Twitter Blueの価格は？

Twitter Blueの価格は、iPhoneアプリから申し込む場合と、ウェブサイトから登録する場合で、400円の差額があります。この差額は、Twitter Blueに限らずあることです。理由はApp Store経由で決済を行うとその売上からAppleへの手数料が必要になるからです。

iPhoneアプリからの価格とウェブサイトからの価格は、下記の通りです。

iOSでの価格（月額）	1,380円
ウェブサイトでの価格（月額）	980円

Twitter Blueの登録要件は？

Twitter Blueは誰でも登録できるわけではなく、下記の要件があります。

要件を満たしていることを確認してから、登録しましょう。

• 作成後90日以上経過したTwitterアカウント
• 過去30日以内にアクティブなTwitterアカウント
• 過去3日以内にプロフィール画像、表示名、ユーザー名を変更していないこと
• 電話番号の認証

Twitter Blueの登録手順は？

Twitter Blueを登録するには、PCの場合は、画面左側メニューの「Twitter Blue」をクリック、スマホの場合は、画面左上のアイコンをクリック後表示されるメニューの「Twitter Blue」をタップすると登録画面に進むことができます。

青いチェックマークはTwitter Blue登録後どのくらいの期間で付与される？

青いチェックマークが付与されるまでの期間は、登録時期やユーザーによって異なるようです。

私の場合は、登録後4日目に青いチェックマークが付与されました。

Twitter blue 契約後4日目で認証マークが付きました🙆‍♂️ https://t.co/5BB88Kd7Oj

— 鈴木裕太｜広島の中小企業診断士 (@suconsulting_jp) January 17, 2023

Twitter Blue登録の注意点とは？

プロフィールを変更すると青いチェックマークが非表示になり再審査が必要になる

青いチェックマークが付与された後に、プロフィールを変更すると、青いチェックマークが非表示になり、再審査が必要になります。

プロフィールを編集したい場合は、Twitter Blue登録前に行い、3日間経過してから登録を行うようにしましょう。

Twitterアカウントが凍結される可能性がある

Twitterのルールに違反しているアカウントである場合などにTwitter Blueへの登録をきっかけにアカウントが凍結される事例があるようです。

最後に

以上、Twitter Blueの概要や機能、価格、登録要件・手順などについて解説してきました。

月額費用に見合う価値を感じられた方は、ぜひTwitter Blueに登録してみてはいかがでしょうか？