広島で専門家に経営相談するための5つの方法
広島の中小企業診断士、鈴木裕太(@suconsulting_jp)です。
中小企業診断士とは、経営コンサルタントの唯一の国家資格であり、中小企業庁のホームページでは、下記のように説明されています。
中小企業診断士(以下「診断士」という。)は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。
中小企業診断士制度は、「中小企業支援法(昭和38年法律第147号)」(以下「支援法」という。)第11条及び、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則(平成12年9月22日通商産業省令第192号)」に基づいて、経済産業大臣が登録する制度です。
中小企業庁:中小企業診断士とは
中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う「中小企業診断士」ですが、中小企業診断士に相談するには、どのような経路から依頼を行えばよいのでしょうか?
広島県で中小企業診断士などの専門家に経営相談を依頼する方法について紹介いたします。
目次
①広島市中小企業支援センターの窓口相談を活用
「広島市中小企業支援センター」は、公益財団法人広島市産業振興センターが、広島市から指定を受け、設置されている機関です。
広島市中小企業支援センターでは、窓口相談が無料で行われており、中小企業診断士や弁護士等の専門家、同センターのコーディネータ・職員が、中小企業者や創業予定者が抱える様々な経営課題や経営上の悩みを解決するための相談に応じています。
②商工会、商工会議所の経営相談窓口を活用
商工会、商工会議所にも専門家による無料相談窓口があります。
「(地域名) 商工会 経営相談」などで検索すると該当のページが検索結果に表示されます。
広島商工会議所の専門相談のページは、こちらです。
③広島県よろず支援拠点の経営相談を活用
3つ目にご紹介するのは、よろず支援拠点での経営相談です。
中小企業、小規模事業者の皆様にとって、経営上の悩みはつきもの。
よろず支援拠点とは | よろず支援拠点全国本部
その悩みは、売上げを伸ばしたいというものから商品開発、後継者がいないという悩みまで多岐にわたります。
「よろず支援拠点」は中小企業、小規模事業者の皆様からの、経営上のあらゆるご相談にお応えするために、国が全国に設置した無料の経営相談所です。
広島県よろず支援拠点では、経営全般の相談以外にも、「IT導入」「集客・PR」「ものづくり」「経営全般」「海外販路計画」「人事・労務」など各ジャンルの専門家による相談が行われています。
④中小機構の経営アドバイスを活用
4つ目に紹介するのは、中小機構が行う無料経営アドバイスを活用するものです。
中小機構は、国の中小企業政策の中核的な実施機関として、起業・創業期から成長期、成熟期に至るまで、企業の成長ステージに合わせた幅広い支援メニューを提供しています。地域の自治体や支援機関、国内外の他の政府系機関と連携しながら中小企業の成長をサポートしています。
中小機構とは|中小機構
中小機構の経営アドバイスの特徴は、対面による相談だけではなく、オンライン経営相談、電話相談、Eメールによる相談を行っている点です。
⑤広島市立中央図書館で開催されるビジネス相談会を活用
5つ目に紹介するのは、広島市立中央図書館で開催されているビジネス相談会の活用です。
中央図書館では、事業計画の立て方、事業資金のやり繰り、効率的な販売方法、現場改善、赤字改善など起業や経営に関する相談に、中小企業診断士がアドバイスを行う相談会を開催します。また、相談内容に応じて、図書館の関連資料を紹介します。
令和4年度ビジネス相談会|新着情報|広島市立図書館
広島県中小企業診断協会所属の中小企業診断士と広島県信用保証協会の職員による個別相談を受けることができます。
図書館司書が相談内容に役立つ資料・情報を準備して提供することが特徴です。
広島で専門家に経営相談するための方法まとめ
まとめてみると、専門家に無料で気軽に相談できるサービスが多く存在することがわかりました。
経営についてお悩みの個人事業主の方、中小企業経営者の方、ぜひ経営相談サービスを活用してみてはいかがでしょうか?
SUコンサルティングでも初回無料相談を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。